00:00
04:01
尖ったままの言葉が刺さって
割れて散らかった想いを箱に入れて
曇った窓の奥に隠して
十二時の街は晴れていた
♪
湿ったままの部屋の空気を
逃がしてくれる窓は開けずに
淀んだ部屋に溺れるイメージを
下手クソな呼吸を整えて
そっと触れてまぶたを閉じて
一人きりの夜を踊ろう
夜明けに溶けて無くなりそうな私を
君が助けてよ
口笛で愛は歌えない
言葉が心を盗んでも
その目で、その両手で、その唇で
伝えてよ
「ここに居てもいい」と
ずっと私たちの恋は
始まらないまま終わっている
きっと「正しい恋」の名を
間違って覚えたんだろうね
♪
このまま手を振っていいかなあ
ねえ
君が助けてよ
それでも君を失えない
どれだけ心をふさいでも
もつれた変わらない今日が続いても
いいよ
いいよね
口笛で愛は歌えない
言葉が心を追い越すなら
抱きしめ、髪を撫でて、肩を抱き寄せて
伝えてよ
ここに居てもいいと
♪
口笛で愛は歌えない