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冷たくなった風
包み込む手が息を受け
君がよぎる朝
11月の雨
一つの傘を
途中まで閉じた通学路
吸い込む空気が変わりだす
それでも並んで一緒に歩いた
変わらない雨音聞きながら
永遠を信じてた
未熟なわたしたちには成すすべもなく
季節が限られた時を奪う
わざとらしく繋ぐ声
悲しすぎるから
いつかこの雨止みますように
いつか止みますように
これが最後の雨
いっそ笑顔で
不自然な会話続かずに
地面を叩く音かき消した声
いつもより短い通学路
終わってしまうの理解ったよ
それでも並んで一緒に歩いた
変わらない雨音聞きながら
永遠を祈った
未熟なわたしたちには成すすべもなく
季節が限られた時を奪う
「君が好き」
言えないまま通り過ぎた雨
いつか届ける日を探すよ
♪
「もしも君が僕の事を
忘れたって大丈夫だから」
堪えられないなら言わないでよ
聞いてごらん雨の音
♪
未熟なわたしたちには成すすべもなく
季節が限られた時を奪う
「君が好き」
言えないまま通り過ぎた雨
耳を澄まして聞こえるから
繋がってる今でもこんな雨の日は
君の街まで届くように
君に届きますように