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この夜の向こう側ではまだ なにも始まっちゃいないし
信じるってのはきっとくだらないことじゃないだろう
のぞむってことは そいつに向かって手をのばすこと
窓の外で始まる景色 そこにはいつも
浮かんでる 全部を
うめつくしちまうくらいのイメージ
街に息を吸い吐きながら たくさん抱えこんできたんだよ
いこーぜ
新しい朝 履き古した靴でドアを開けて
いこーぜ
なんどもなんども歩き続けた道の上でまだ 寝ぼけながら
いつかどこかで起こる出来事
きっとそのときあいつが一緒さ
絵空事のそんなイメージに馬鹿みたいに わくわくしてんだよ
空の下をぼんやりといろんな気持ちは流されていって
排水口につまった髪の毛みたいに残ったさみしさは 捨てる場所がない
季節が変わるみたいに今は過去へと過ぎていくけど
繰り返さずにただ ここにはもうない
だけどほら また見てるのはなんだか にやけちまうようなイメージ
悲しさも嬉しさも たくさん焼きつけてきたんだよ
いこーぜ
ありふれた不安や想いに いきつく場所があるのかなんてしりやしないよ
だけど 胸の中で踊ってる何か そいつをおいてどこへいくのも
そいつらにおいていかれちまうのも
なんかいらいらすんだよ
この夜の向こう側では まだ何も始まっちゃいないし
信じるってのはきっと くだらないことじゃないだろう
のぞむってことは そいつに向かって手をのばすこと
理由なんてありきたりで十分 後悔はしたくないってやつさ
そう それはいらないものだからと 引き裂くことはできないよ
もう これはいらないものだからと 引き裂くことはできないよ