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僕らを抱きしめてくれないか
寒くてしょうがないんだ
もう癒えない消えない傷口の奥で
流れ出る血脈の音が聞こえないんだ
感覚のない命が苦しい
♪
風に締め付けられてささくれた指先が
人生を気取っている
あの海の白向けた空の
外側に行きたいとがむしゃらに生きた今までは
全部無駄だったのか
馬鹿らしくて仕方ないのに
投げ出すことができない
僕らをその枯れた両の腕で
抱きしめてくれないか
もう期待できない温もりが愛しい
かさぶただらけの心
それすらも全部フェイクだ
僕らの日々は
全部がフィクション
♪
誰が願ったんだ
これが新世界なんて
誰が祈ったんだ
全部投げ捨ててまで
子供騙しの真っ赤な両手で
一体何を守れるだろうか
この感情は全部信号だった
そんなの今更さ
がむしゃらに生きた今までは全部無駄だったのと
裏切られるとわかって
それでも信じてきたんだ
僕らは人間ではなかった
体温も爪も全部が そう
終末世界のおままごと
二度と確かめることはできない
感じることはできない
命が憎い
それでもハリボテの両の腕で
愛を気取っても良いか?
もう聴けない見えない心臓をもう一回
騙してみようじゃないか
許してくれやしないか
僕らにはもう
秘密はいらない